廃校も農業法人として再生していく地域科学研究所の力

地方が多くの問題を抱えていることは間違いありません。解決策の模索が重要なポイントになってきますが、地域科学研究所ではこれまで多くの解決策を提案してきたということです。廃校を活用した提案は、地域科学研究所が得意とするところなのだそうです。空き家は、多くの問題を引き起こしす可能性があります。税収的な問題も出てきますし、空き家があることで治安も悪化することになるでしょう。活用できない空き家が増えることで、人口流出が起きていることもあるでしょう。地方だけではない問題ですが、学校の統廃合によって廃校になってしまった建物も空いたままになっていることがよくあります。この廃校を地域科学研究所はさまざまな形で活用できる提案をおこなってきたのだそうです。農業法人の活動の場所として活用するというのも、地域科学研究所によって手がけたプロジェクトのひとつのようです。

廃校になった小学校を拠点として、農業法人を展開できたのも、さまざまな教室が出荷や仕分けなどに活用することができたからです。
外に開けた場所にするために、カフェスペースにするというのはよくあるケースですが、建物の保存状況がよかったこともあり、もっと多くのことに活用ができたのです。
イベントもおこなえるのは、水道やガス、電気の設備が生きていたためであり、農業によって得られた野菜を調理して提供できるような理科室があるということも、イベント向きだったともいえるでしょう。

地方の学校ということは、都心部のように周辺がアスファルトとコンクリートに囲まれているわけではありません。これが農業にも活用できるメリットにもなります。
農業には土地があることが絶対条件。それができる環境が整っているのが、活性化にもつながるポイントになるでしょう。

地域科学研究所では、ほかにもさまざまなプロジェクトを進め、廃校をさまざまな拠点として使える方法も模索してきたのだそうです。行政との連携が欠かせない部分ではありますが、大きな可能性を持っていることは間違いないのではないでしょうか。地方自治体の経営をサポートする力も地域科学研究所は持っているということですし、将来ということでさまざまなシミュレーションもおこなっていくことが可能でしょう。分析に関しても得意としているようです。再配置や再建といったこともおこなうことを考えたときには、地域科学研究所が大きな力を発揮するようになるでしょう。システム構築やサポートといったICT技術の分野だけではない力を発揮するというのが理由です。

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